地域とともに～千葉市立高等特別支援学校～

2023年9月6日 2023年9月6日

natsu.T

千葉市立高等特別支援学校。
ここは真砂第二小学校跡施設に平成25年に創立されました。

全国的な高等特別支援学校の設立の目的としては、高校卒業後の自立・就職を目指し職業
訓練に特化した学校も多いようです。千葉市立高等特別支援学校では普通科として高校生
活を楽しみつつ、職業への取り組み・自身の興味の道筋を見つけていけるような学びを得る方式となっているそうです。

お話を伺ったのは、着任3年目の三宅校長先生。

学校紹介とともに、普通科にある６つの作業学習コースについて紹介をしていただきました。

～作業学習コースの紹介～
①縫製織物・・・織り機で生地を織り、布小物や雑貨を製作・販売
②農園芸・・・校庭の一角にある畑（画像参照：団地を背に生徒さんたちが育てている緑がたわわに！）で野菜や花を育て、収穫販売
③ビルクリーニング・・・専門的な清掃機器・用品を使用しクリーニング技術を習得（画像参照：正門前路面には高圧洗浄機のウェルカムアートが出現！？）
④事務サービス・・・PCを使った事務作業を実施。名刺などを製作・販売
⑤食品加工・・・焼き菓子の製造、月に数回「マリンカフェ」で提供・販売
⑥木工・・・手作業の木工具、機械を使用し木工品を製作・販売（画像参照：製作販売品が一部校舎内に展示されています）
各コース特色ある活動ですね！学習・カタチづくり・そしてその製品やスキルを地域に提供していく。
取材当日は夏休みのため生徒さんはおらず残念でしたが、機会があるのなら授業参観したいなーと心から思ってしまった筆者なのでした。。
上述作業学習コースの中から、一年生・二年生次に３コースを選択。その中で自分に合ったものを探していき、１つのコースで二年生次後半から三年生になり卒業までにじっくりと学ぶのだそう。
以上、学校教育の紹介を簡単にさせていただきました。
次回の取材では「マリンカフェ」など、学校が開催・参加している『一般の方も楽しめるイベント』をご紹介する予定です！