2015年に開院したレイ動物病院は、以前は「磯辺夏目どうぶつ病院」として地域でも親しまれた。前の院長から久保先生が引き継ぎ、現在に至る。「レイ」という名前の由来はハワイ。「絆」や「つながり」を大事にしたいという久保先生の思いからこの名前にされたそうです。先生自身も、ハワイや海が好きで、医院のホームページからもその暖かで穏やかな雰囲気が伝わってくる。
医院で特に力を入れている分野が「皮膚科」。最近では皮膚や耳の診療のために県内外からも受診にこられるケースも珍しくないそう。久保先生によると、愛犬・愛猫の疾患は早期発見が大切であり、「薄毛や傷.赤みなどの見た目での違和感」「患部を掻いたり舐めたりなどペットの行動異常が見られる」など症状があればまずは受診してみてほしいとのことでした。
また、久保先生は診療する上で飼い主さんからの情報を大切にされてる。
このインタビューの中でも、こちらからの質問に対して真摯にお答えいただく先生の姿勢からは、久保先生の熱心で親しみのあるお人柄が伺えた。
「獣医さん」といえば、その言葉から「優しい先生」をイメージする方も多いのではないでしょうか。今回の取材では、普段あまり知ることのない久保先生のプライベートについてもお伺いしてみた。
久保先生は、2005年に北里大学を卒業後、神奈川・千葉で臨床経験を積んでこられた。その間、都内の夜間救急病院で救急医療を学び、現在は月に2〜3回都内の病院にも勤務されていらっしゃるとのこと。
今や家族同然やそれ以上の存在となっているペットの治療を行うこのお仕事は、飼い主のみなさんから頼りにされると同時に、深刻なケースに対峙した際には先生自身もプレッシャーを感じることもあるそう。医療の世界といえば、TVドラマでよくみられる感動的なハッピーエンドが印象的ですが、現実は必ずしもそうではない。喜びも悲しみも両方を現実としてお伝えしなければならないのが獣医のお仕事。そういったプレッシャーからリフレッシュする意味でも、日課のジョギングだけでなく、マリンスポーツや自然に触れるスポーツなどを通して久保先生はオフの時間を活用して体を動かす時間を大切にされている。
地域愛にも溢れる久保先生は、今後より一層地域と連携した取り組みにも興味を持たれていた。「動物病院の場合、診察から処置まで長時間に及ぶケースも少なくない。そんな待ち時間を過ごしていただけるような場所を地域と一緒に作っていけたら」とも話していた。
fa-map-marker千葉県千葉市美浜区磯辺1-23-3(MAP)
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fa-laptopホームページ:https://www.lei-animal.com/