![負けられない理由がもうひとつ…12球団一の名物ウグイス嬢|球場に彩を添えてくれてありがとう](http://mitt.news/wp-content/uploads/2023/10/2ca13c5ad4ab901901f5dd66247d86aa.png)
10/7(土)ZOZOマリンスタジアム
<千葉ロッテマリーンズ vs オリックスバッファローズ 第25回戦>
ロッテ1-4オリックス
ホームでの試合は今日が今シーズン最終日となりました。
熾烈な2位と3位争いが今日と明後日の残り2試合にかかっています。
でも今日は特に勝って終わりたかった理由がもう一つありました。
千葉ロッテマリーンズ球団のウグイス嬢として33年間務めた谷保恵美(たにほえみ)さんが、今シーズン限りで引退を発表されました。
12球団の中でも特に有名で、美声と伸びのある声で聴きやすい場内アナウンスでした。
いわゆる”マリンの風”にかき消されないように意識してアナウンスしていたと、その特徴あるアナウンスが名物となっていたのです。
御本人はあくまでも「球団の裏方、一職員」と仰っていましたが、ZOZOマリンスタジアムへ足を運べば谷保さんの場内アナウンスで出迎えてくれます。その当たり前が安心感とワクワク感になっていて、球場に華やかさと彩を添えてくれていました。
今日のホーム最終戦は谷保さんの最終戦でもありました。
できれば選手の皆さまも勝利をはなむけにしたかったことでしょう。
試合終了後には最終戦セレモニーが開催されましたが、サプライズで谷保さんへ花束贈呈と写真撮影がありました。
そしてライトスタンドからは、ファンからの谷保コールが。
一度も休んだことがなく、喉の調子も常に心がけていたというお話もコメントで仰っていました。
1991年の川崎球場から33年間、本日で2100試合出場、本当にお疲れ様でした。
ファンを楽しませてくれて、有難うございました!
いつかスタンドから一緒に選手を応援できる機会があればいいなぁと、勝手に楽しみにしています。